◆体操を始めたきっかけ◆2016.6
この体操を始めるきっかけになったのは昨年5月にギックリ腰になり、仕事を休まなければならないという事態になった事、今後またなる可能性がある事、患っていた頚椎症で首が回らない・肩こり・頭痛・目眩・常にだるいなどなど色々重なったことです。そして、野中コーチの骨体操、テニス体操をすることになりました。
◆骨体操とは?◆
骨の動きを意識して、身体が力まないように(自分の力みを感じる)・・・?
地元のテニスクラブの指導者講習会に参加しながら骨体操をする事になり、いざ参加!
・両手を机について肘の旋回運動
・釣り足歩行
・四つん這いになり背骨の上下運動、肩甲骨を動かす。(イメージしづらいと思いますが、お許しください。)
など行って身体がじんわり温まったところで・・・。
◆「テニスをしながら体操します」って?◆
テニスをしながら体操をしますと言われ何が起きるのか全く見当もつきませんでした。
テニスの経験は多少あったのでラケットを持って緑に囲まれたテニスコートへ・・・。
(以下多少専門的な言葉もありますが、ご容赦ください。)
・コーチ:グリップは打つ瞬間に握る。(実際は握る感覚は全くありません。)
私:握っていないと不安、握りすぎるから首に力がはいる。
・コーチ:優しくボールをつかむようにラケットを振り切る。
私:振り切ると力が入っているから、あたりの強い荒れ球ボールしか行かない。
・コーチ:肩に力は入れないで優しくボールを前に落とす感覚で!
私:言われるほど肩に力がはいる。
・コーチ:足をチョコチョコ動かして、ちょっとでも早く足を止めると手打ちになるので、足を止めない
ように
私:一つの事を考えると足がとまる。
普通は片手で握るフォアハンドも、私は両手でラケットを握っていたのはなぜか?
ボールが飛びすぎないように力をセーブするため。振り切らないで途中で止めるから首・
肩に力がはいり、ボールに正しい回転がかからない。
など、自分に都合の良い動き安い動作(癖)が、逆に身体に力を入れていた事に気付いたのです・・・。
◆力まないようにテニス(動く)をするには?◆
・肘は必要以上曲げないで姿勢を良くして(お腹をつき出して背中が反るぐらいの感じでした)、首、
肩の力を抜いて構える。
・足は止まる時がないくらい、常にチョコチョコ動かす。
・ラケットは、指で引っかける程度に軽くにぎる。
・腰から上をしっかりねじり、上体をまわす。
・顔は打った後打点を見るようにして、頭を動かさず、目はボールを追わない。
・踏み込んだ足はしっかり動かさず、ふらふらしない。
・振ったラケットはとにかく体に巻き付けるぐらいしっかり振り切る。
など、色々な指導を受ける中、なんとなく私の中ではちょっとなれない体の動かし方をしていた時に思い切り空振りを・・・「はい、今できました。今のが、テニス体操です。」と一言
空振りは思い切りラケットが振りきれ、首、肩、腰に力が入っていなかったのです。
ふだん建物中にいるので陽にあたらない、汗をかかない、動かないと不健康な生活をしていたのですがこの1日は、自然に囲まれ、陽にあたり、汗をかき、動く!
ここ数年忘れていた身体の感覚、スッキリしたのです。
一番びっくりしたのは次の日です。
明日は起きられないぐらい筋肉痛だと思いながら就寝したにも関わらず、全く筋肉痛がなかったのです。
むしろ身体がスッキリ、目覚めも良い、だるさがない!
そんな不思議な体験をした事がきっかけになり、半信半疑でこの指導者講習会に続けて参加・体操をする事になりました・・・。 つづく